この記事は2019年10月時点の情報に基づいています。現状とは異なりますのでご注意ください。
そもそもKyashとは
Kyashは登場した当初はスマホのアプリだけで、個人間の送金やオンラインストアでの支払いに使えるバーチャル(実際のプラスチックのカードは存在しない)VISAカードでした。
それが、2018年6月にリアルカード(本当のプラスチックのカード)の発行が開始され、事実上誰でも作れる「クレジットカードとして使用することができるカード」となりました。
Kyashの特徴
- 本人確認不要、メールアドレスと携帯電話番号だけで発行。
- VISA加盟店でクレジットカードと同じように使える。
- アプリ間で、送金・集金ができる。
- 手数料は無料。
- 支払い毎の金額の0.5%〜1%ポイントバック
基本は事前にチャージして使うプリペイド式カードなのです。
審査不要・発行手数料無料・年会費無料なので、だれでも手軽に持つことができます。学生とか、なにか事情があってクレジットカードを作れないという人でも発行可能。事前にチャージ(入金)するプリペイド式だから支払いの能力以上に使い過ぎてしまうということはないので安全なのです。
コンビニチャージ・セブン銀行ATMチャージ・銀行ATM(ペイジー)チャージからの入金が可能です。
クレジットカード(VISAまたはMastercard)を持っていれば、オートチャージに使うクレジットカードとして登録することができます。登録すると支払い時にチャージ残高の不足分だけ登録したクレジットカードから自動的にチャージされて支払われる。なので、クレジットカードを登録しておけば事前にチャージする必要はありません。
クレジットカードとして使うカードにクレジットカードでチャージする。なんでそんな回りくどいことをするのかといえば、もちろんポイントバックがあるからです。
Kyashで支払うと1%のポイントバック。ポイントは1PからKyashの残高にチャージすることができます。さらにチャージするのに使ったクレジットカードのポイントもいつも通り貯まります。
1%ポイントバック
例えば、私の場合なら登録するクレジットカードはリクルートカード。ポイント還元1.2%です。
リクルートカードでチャージしたKyashで10,000円の買い物をしたとすると、
- リクルートカードの1.2%ポイントバック→120円還元
- Kyashの1%キャッシュバック→100円還元
- 合計220円還元
合計で2.2%還元ということになります。
ポイントバックについて
算出方法とポイントバック方法
- 1回の決済ごとに1%を乗じて算出(1円未満は切り捨て)
- 売上確定タイミングにてポイントが確定し還元
- ポイントは1ポイント1円分のKyash残高としてチャージして利用可能
ポイントバック対象外の取引
- 前払式支払手段(第三者型)の購入、チャージ(WAON/nanaco/楽天Edyなど)
- 寄付金、公共料金、各種税金、ふるさと納税の支払い
などとなっています。
詳細は公式サイトでご確認を→キャッシュバックについて
リアルカードの入手から利用開始まで
リアルカードの申し込みは公式サイトの「リアルカード申し込み方法」から行うことができますが、ポイントサイトの「すぐたま」で、200円分のポイントがもらえるキャンペーンが定期的に実施されています。(2019/10/20現在実施中)
私は申し込んだ後に知りました。(;_;)
「すぐたま」に新規登録だったらさらに300円分のポイントがもらえます。ポイントは500円分からKyashへのチャージに使えるそうです。ポイントがもらえるのは紹介リンクからだけなので、よろしかったら下の紹介リンクからどうぞ。
↑「すぐたま」のサイトに遷移したら「Kyash」を検索してみてください。
キャンペーンが実施されていない場合でも、定期的に実施されてきているので、まずは登録してみてください(^ ^)。
私の場合、申し込みから10日ほどかかってようやく届きました。人気の高さが伺えます。
書留で届くものと思い込んでいたら、普通郵便でポストに投函されていましたよ。考えてみたら、本人確認も必要なく、アプリで有効化しなければ利用できませんから書留にする必要はないんですね。
内容物も実にシンプルです。
QRコードを読み取ってサイトにアクセスして...
私はすでにバーチャルカードの使用を開始していたので「既にKyashをお持ちの方はこちら」選びましたが、初めての方は「初めてKyashをご利用の方はこちら」を。ここでまだアプリをインストールしていなければApp Storeが開いてアプリがインストールされるはず。もちろん無料。
以下Kyashアプリの画面です。カードの追加ボタンを選んで...
「リアルカード有効化」を選択。
カード番号等、必要事項を入力すれば完了ですね。
私は、すでにバーチャルカードの利用を開始していたので、バーチャルカードのカード番号からリアルカードの番号に変更する旨の確認画面が表示されました。
クレジットカードを既に持っているなら登録してしまいましょう。
ちなみにデビットカードもOKです。
Apple Pay と同様にカメラで撮影して簡単に登録することができます。うまくいかなければ手入力で。
登録が完了しました!
早速近所のスーパーで試しましたが問題なく使えましたよ。
iPhone, Apple Watch との連携
そもそもスマホのアプリですから、iPhoneやApple Watchとの連携もスムーズです。
支払いが完了すると、即座に通知されます。
もし不正に利用された場合もすぐにわかるので安心ですね。
iPhoneのアプリ履歴にも即時に反映されます。
残念ながら、Apple Payには対応していません。
Kyashの制限事項
みてきたようにお得で便利なKyashですが、いつくか制限事項もあります。
利用限度
- 24時間あたりの利用限度額はリアルカードが5万円以下、バーチャルカードが3万円以下
- 1回あたりの利用限度額はリアルカードが5万円以下、バーチャルカードが3万円以下
- 1ヶ月間での利用限度額は12万円まで
日常の少額の支払いが中心と考えた方が良いようです。また、クレジットカードと同じように使えるのですが、利用できない支払いもあります。
利用できない支払い
- 毎月の継続的なお支払いや、公共料金など
- ガソリンスタンド
- 高速道路通行料金
- 航空会社、航空券予約、購入
- ホテル(ホテル内の店舗)での支払い
- 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金の支払い
nanacoクレジットチャージ/楽天Edy/Vプリカ などへのチャージ - 4桁の暗証番号入力が必要な加盟店や、ICチップの読み取りが必要な加盟店
- その他にも利用できない場合がある
ということで、使って見なけりゃわからないということも多いようです。
他の支払い方法と組み合わせる
そんなわけで、Kyashで全て済ますことは難しそう。
月間の限度額がありますからそれを超えた時にチャージする手段をどうするかなど、他の支払い方法と併用しながら活用していきたいと思っています。
チャージするのに使うカード
まず、Kyashのクレジットチャージに使うカードですが、私の場合はやっぱり「リクルートカード」でしょうか。1.2%の還元率です。
Kyashが使えなくてクレジット払いの時も標準はこれですね。
Kyashとは直接関係ないけど、nanacoへのチャージにもポイントが付くのが魅力です。
他にも高還元率のクレジットカードが存在するのは知っていますが、リボ払いがデフォルトだったり、利用場面が限られていたりするものがほとんどじゃなかったかな。
以上、どなたかのお役に立てば。