ラッキーとは、札幌市を中心に北海道全域に店舗を持つスーパーマーケットのラッキーことです。
そして、ラッキーで買い物するときに忘れちゃいけないのが、ラッキーのポイントカード:CoGCa(コジカ)カードです。
このCoGCaカードはプリペイド式電子マネー「CoGCa」付きポイントカード。
CoGCaカードはラッキー以外にも多くの加盟店で使えます。→CoGCaが使える店舗一覧
そのラッキーのポイントの還元率はいったいどれくらいのものなのか。あらためて確認してみるとともに、二重取りも含めて、最もお得な支払い方法について徹底検証します。
※ この記事では基本的に北海道内のラッキーでCoGCaカードを使う場合について解説しています。CoGCaカードが使える場合でも、ラッキー以外の店舗ではこの記事の内容と異なる場合がありますのでご注意ください。
(※ この記事は「ラッキーCoGCaカードのお得な使い方を Apple Pay の利用も含めて徹底検証」というタイトルで2018年10月31日に公開した記事に加筆・修正したものです)
ラッキーCoGCaカード
ラッキーCoGCa(コジカ)カードとは、ラッキーが発行する電子マネー(電子マネーCoGCa)機能付きポイントカード(衣料品のみの店舗を除く)で、あらかじめチャージして使うプリペイド式電子マネーとして使用できて、そのほかの支払い方法でもポイントが貯まるポイントカードです。
私、ほぼ毎日のようにラッキーで買い物するので、このポイントがいつのまにか結構貯まるんで、必ず携行して支払い時に提示するようにしてます。
また、ラッキーではジャックスと提携でクレジットカードのLUCKYジャックスカードというのも発行していて、使い方によってはさらにプラスアルファのメリットのあるカードになっています。(私は持ってませんが妻が持ってます)
ポイントが貯まると、ギフト券(グリーンスタンプギフト券)が発行されます。ギフト券は枚数に応じて専用カタログの商品と交換できるほか、提携の各種店舗・施設等で商品券と交換できたり、ラッキーでの支払いにも使用することができるわけです。
以下はこれまで私がゲットした商品の例。(正確にいうと、2017年に旧ラッキーカードからCoGCaカードに切り替わったので旧ラッキーカードでゲットした商品を含む)
ポイントで獲得した商品例
- 任天堂 Wii本体
- Wii Fit Plus
- 東レ トレビーノ(浄水器)
- ホットサンドメーカー プレスサンドメーカー キルト
- スニーカー(ニューバランス)
- キッチンスケール
- 和牛ステーキ
- 和牛焼き肉セット
- Green Chef 卵焼きフライパン
このように、なかなかバカにならないポイントなんです。
なんですが、支払い手段によっては、ポイントが貯まるのはこのラッキーのポイントだけではありませんよね。
他のクレジットカード等と併用した場合等含めて、結局、合計するとどういうお支払いの仕方がお得なのか検証していきます。
ラッキーCoGCaカードの還元率
ポイント単価
まず、ラッキーCoGCaカードのポイントの単価を確認します。
前述の通りポイントが貯まるとギフト券が発行され、ギフト券の状態で利用することになります。
ポイント
350ポイントでグリーンスタンプギフト券1枚
350ポイントでグリーンスタンプギフト券1枚が発行されるんですが、利用の仕方によって、ギフト券と商品(サービス)との交換レートは変わってきます。代表的なもののポイント単価を算出し下表に整理しました。
使い方 | レート | ポイント単価(計算式) |
---|---|---|
ラッキーの支払いに使う | 2枚=500円 | 0.71円(500÷(350×2)) |
提携飲食店Aでお食事券と交換する※1 | 5枚=1,350円 | 0.77円(1,350÷(350×5)) |
提携飲食店Bでお食事券と交換する※2 | 4枚=1,100円 | 0.78円(1,100÷(350×4)) |
※1 肉の割烹田村, 和食レストランとんでん 等 ※2焼肉園花牛, 焼肉たんちょう 等
交換できる商品をカタログで全部調べたわけではありませんが、まあだいたい単価は0.7〜0.8あたりになるようです。
ポイント
ラッキーCoGCaカードのポイントの単価 1P=0.7〜0.8円
このポイント単価(0.7, 0.8)はあとから計算で何度か出てくるのでお押さえておきましょう。
ポイント付与ルール
次に、支払い額に対するポイントの付与ルールを確認してみます。
ラッキーでは、月に数回ポイントサービスデーがあります。
ラッキーのカード(電子マネーCoGCa、LUCKYジャックスカード)以外の支払いでも、ラッキーCoGCaカードの提示でポイントがつくのですが、ポイントのつき方が違う場合があります。
(「サービスデーA〜B」の名称は便宜上私が名付けたもの)
ポイント付与ルール
- 通常
250円ごとに1ポイント。ただし、電子マネーCoGCa払いはポイント2倍(250円ごとに2ポイント)。 - サービスデーA
電子マネーCoGCa,LUCKYジャックスカードのお支払いでポイント10倍(250円ごとに10ポイント)。ただしお買い上げ金額税込1,000円以上。その他のお支払いで1倍(250円ごとに1ポイント)。 - サービスデーB
どのお支払いでもポイント10倍(250円ごとに10ポイント)。ただしお買い上げ金額税込1,000円以上。
ポイント還元率
それぞれの付与ルールとポイント単価からそれぞれの還元率を算出して比べてみましょう。
1ポイント0.7円で計算すると、通常の250円で1ポイントの場合だと...
250円で1ポイント
0.7÷250=0.0028 → 0.28%
ただし、250円未満は切り捨てられてしまいますから実際の還元率はもっと低くなる場合が多くなるでしょう。どういうことかというと...
250円未満では1ポイントもつきませんが、それは考えないことにしても、たとえば、500円なら2ポイントですが、499円では250円と同じ1ポイントしかつきません...
499円でも1ポイント
0.7÷499=0.0014... → 0.14%
ここまで還元率が下がるのは少額の場合で、たとえば1,000円を超えると250円に満たない半端があってもここまでは下がりません。
1,249円では4ポイントで、1,000円以上ではこのとき一番還元率が低くなります。
1,249円なら4ポイント
0.7×4÷1,249=0.0022... → 0.22%
ポイント10倍は1,000円以上の場合なので1,000円以上買った場合に限定して、それぞれの付与ルールごとの還元率を算出してみたのが次の表です。1ポイント0.7円の場合と0.8円の場合の2つ算出しました。
付与ルール | 還元率 |
---|---|
ポイント1倍 | 0.22 ~ 0.28 % |
ポイント2倍 | 0.45 ~ 0.56% |
ポイント10倍 | 2.24 ~ 2.80% |
付与ルール | 還元率 |
---|---|
ポイント1倍 | 0.26 ~ 0.32 % |
ポイント2倍 | 0.51 ~ 0.64% |
ポイント10倍 | 2.56 ~ 3.20% |
電子マネーCoGCaはキャンペーンでチャージ
ちなみに電子マネーCoGCaへのチャージでは、5,000円チャージごとに50ポイントプレゼントという「チャージdeお得」デーが不定期で実施されているので、できるだけそのときにチャージするのがオススメ。(ポイント付与上限チャージ額45,000円)
月に数回開催されていますが、もし、チャージするのはキャンペーンのときだけということが可能なら、この還元率をプラスして考えるのもありです。
電子マネーCoGCaチャージキャンペーン(不定期開催)
チャージdeお得
50×0.7÷5,000=0.007 → 0.7%
50×0.8÷5,000=0.008 → 0.8%
0.7~0.8%の還元率に相当
チャージ時に発行されたレシートとCoGCaカードをサービスカウンターに持参し、付与してもらいます。
「チャージdeお得」デー実施日は月によって異なります。また、もっとお得なキャンペーンが実施されることもあるので、最新情報をご確認いただくことをお勧めします。
最新情報は、当ブログでも→ラッキー|セイさんの自炊自賛
支払い方法に何を選ぶか
ラッキーでは支払いには様々な方法を選べます。
ラッキーで選べる支払い方法
- 電子マネーCoGCa
- 各種クレジットカード
- QUICPay
- iD
- Suica
- nanaco
- 楽天Edy
- 楽天ペイ
- WAON
- Alipay(アリペイ)
- メルペイ
- ゆうちょPay
- K PLUS(カシコン銀行)
- atone - アトネ
- pring
- LINE Pay
ほか
ラッキーのカード(電子マネーCoGCa、LUCKYジャックスカード)以外の支払いでも、ラッキーCoGCaカードの提示でポイントがつきます。
ただ、前述のように場合によってポイントのつき方が違って来ますので、どういう支払い方がお得なのか、この後整理していきます。
通常
CoGCa電子マネー払いはポイント2倍ですが、増えるのは還元率0.3%程度です。
大抵のクレジットカードや電子マネーはポイント還元率0.5%を超えているので、それに加えてポイントもつきますから、CoGCa電子マネー払いじゃなくて、クレジットカードとか電子マネーとかほかのポイント還元のある方法でお支払いしたほうが良さそうです。そちらでお支払いしてポイントの二重取りをしましょう。
ただし、電子マネーCoGCaにチャージするのは「チャージキャンペーン」のときだけ、ということが可能なら、ポイント2倍分に加えてチャージキャンペーンのポイントがついて還元率は1.15〜1.44%まで上がります。
他の支払い手段では、ポイント1倍の還元率0.22%〜0.32%に加えてその支払い手段のポイント分です。支払い手段の還元が1%くらいのクレジットカードならどっちがお得かちょっと微妙?くらいになります。
サービスデーA(ラッキーのカードのみ10倍)の場合
支払い方法がラッキーのカード(電子マネーCoGCaか、LUCKYジャックスカード)じゃないとポイント付与は10倍にはならず1倍になる場合です。
ラッキーのカードで支払えばポイントが10倍で還元率2.24%〜3.20%、
必ずチャージdeお得デーにチャージしている電子マネーCoGCaなら2.94%~4%
他の支払い手段では、ポイント1倍の還元率0.22%〜0.32%に加えてその支払い手段のポイント分です。
サービスデーB(どの支払いでも10倍)の場合
検証の余地はないですよね。どのお支払いでもポイント10倍つくんだったら、ラッキーのカード(電子マネーCoGCaか、LUCKYジャックスカード)じゃなくて、ほかのポイント還元のある方法でお支払いでポイントの二重取りをしましょう。
LUCKYジャックスカードと電子マネーCoGCaは5%割引あり
ひととおり、ポイントの還元について検証してきましたが、「LUCKYジャックスカード」では月に3回(毎月7日と第3日曜日、ほかいずれかの1日)、電子マネーCoGCaでは毎月15日に5%割引という特別なメリットがあります。(「LUCKYジャックスカード」はクレジットカードの引き落とし時に割引となります)
お支払い額が5%割引になった上に、さらにポイントがつきます。
さらに、同時にポイント10倍の日もあるので、その場合, 割引と還元を合わせるとほとんど7%を超えますから、さすがにこれは他の支払い方法では太刀打ちできないでしょう。
ただし、5%割引対象外(酒類など)のものもあるので、買いたいものが対象かどうかよく確かめたほうがイイです。
なお、LUCKYジャックスカードで支払った場合、支払いごとにポイント付与ではなく1ヶ月の合計利用額に対して250円につき1ポイント付与されます。CoGCaカードでは利用のたびに250円未満は切り捨てになります。
ちなみにポイント10倍の時には、CoGCaカードにはLUCKYジャックスカードに付与されるポイント1倍分を差し引いた9倍のポイントが付与されるようです。
LUCKYジャックスカードは初年度年会費無料。2年目以降は前年の利用額が50,000円を超えていれば年会費(1,250円)が無料になります。
月に4〜5回1,000円を超える買い物をすればクリアする額ですから、5%割引の時と、「電子マネーCoGCa,LUCKYジャックスカードだけポイント10倍」のときに必ず買い物をするという習慣が可能なら、とてもお得なカードだと言えると思います。
申し込みはこちら→LUCKYジャックスJCBカード
以上、どなたかのお役に立てば。