某Q&Aサイトにて、「日本しか食べていない食べ物は何でしょうか?」という質問があり、「タコ」がそうじゃないかという回答があったんですが…
食べますよね。
ヨーロッパの北の方や、海に面していない国々では食べないようですが、特に地中海沿岸では普通に食されているみたいですよ。
私たちのよくいくギリシャでも、よくメニューに登場します。
写真に記録してあるいくつかをご紹介しましょう!
まずは、比較的珍しいやつから。「タコのシチュー」。クレタ島はイラクリオンの海沿いの店「Kastélla」にて。2006年。
8.8€でした。今だったら10€以上するでしょうね。タコのシチューは実はギリシャの伝統料理。私の愛読書「ギリシア料理」※によると、キクラデス諸島の郷土料理となっています。
次は、茹でダコ。サントリーニ島、フィラのホテル「Asimina Hotel」のカフェGREEKSにて。2003年。
オリーブオイルとワインビネガーで。値段は記録しなかった。
タコのマリネー。ヒオス島、メスタ村の中央広場に面したタベルナ「O Mesaonas」にて。2014年。6€。
一緒にマリネされてる山菜みたいな?のが珍しいですね。なんなのかなあ、他の料理にも添えられてた。ご存知の方コメントください!
ここからは定番の「タコのグリル」です。
サントリーニ島、フィラのレストラン・Fanari(ΦΑΝΑΡΙ)にて。2007年。11€。サントリーニ島は他と比べると物価高めですね。
ミコノス島パラポルティアニ教会の近くにある人気のお店、Nico's。2008年。9€。
シンプルにタコの足1本。レモン添え。
同じくミコノス島。地元の方におすすめを訊いて行ったAntonini。11€なり。ちょっとお高め。
サントリーニ島のフィラの街からケーブルカーを降りたところ。オールドポートにあるSIRTAKI。2009年。お高め13€。
野菜がつけ合わせてあって気が利いてますね。
サモス島、サモスタウンの公園から少し北側に歩いたところにあったKOUROSにて。2012年。8€。
ナクソス島、ナクソスタウンのウゼリZORBASにて。2013年。8€。
Googleで確認してみたら、閉業したみたいです。寂しいなあ。
写真で見ると、タコのグリルは硬そうに見えますが、そんなことないです。
あちらでは、タコは下処理として徹底的に叩いて柔らかくするんですね。こちらの動画みたいに。
その後で干すようです。
ミコノス島のBABULAS TAVERNAではいつも干されているタコが風景の一部になっています。
※タコのシチューも載っている私の愛読書。
ギリシャの土産物店でもとめました。各国語版あるんですが、写真右のは日本語版がなくて英語版にしました。でも平易な英語で分かり易い。この2冊オススメです。
ギリシャ在住のアナグノストゥ直子さんのこちらの2冊も持っています。こちらもオススメ。