海老太郎 – 後世に残したい北海道銘菓はここだけの逸品

寿都町に単身赴任中の友人から頂いた。

リクエストしていたのをすっかり忘れていた。ありがとう!

知る人ぞ知る寿都町の銘菓

寿都(すっつ)町は北海道の西部、寿都湾に面した日本海側の町。人口3137人(2015年)。

小さな街だが菓子舗が多いという。かつてニシン漁で栄えた歴史故だろうか。

北海道土産のスタンダードの一つ(だと思ってるが)「わかさいも」のルーツもどうやら寿都らしい。

「わかさいも」は、焼き芋をイメージしているが原材料に芋は一切使われていない。かつてサツマイモが収穫できない北海道で、サツマイモを使わずに焼き芋の風味を再現したお菓子として作り出されたとされている。

道内には「わかさいも」のほかにも「いも風味」「手焼いも」「わかさ屋いも」等の類似の菓子が存在するが、Web上の情報「わかさいもを巡る諸研究」「わかさいもの謎」によると、どうやらそれらのいずれもが寿都がルーツであるらしい。

一方の「海老太郎」である。こちらはエビフライの外観をヒントにしたという菓子で、他の何かを模した菓子であるという点が共通しているが、こちらは他に類似した菓子に出会った試しがない。唯一無二の存在ではないだろうか。フライの外観を模していながらフライそのものとは違う絶妙なサクサク加減のドーナツ風の衣の中にフワッと甘い白あんが入っている。思い出すとまた食べたくなる。

サクッとした衣の食感が絶妙だ

私自身はお店に行ったことがないのだが、お店を紹介するWebページによると、3代目のご主人がお亡くなりになったあと、奥様と娘さんのお二人でお店を営んでおられ、一つ一つ手作りしているので、1日に約110個前後しか作れないとのこと。すぐに売り切れてしまうことから、“幻”の銘菓と言われているということだ。後継者はおられるのだろうか。いずれ本当に“幻”になってしまうのかと考えると実に残念な気がする。是非後世に残してほしいものだ。

近くを訪れる機会があれば是非求めたい銘菓である。(日曜日は定休日です)

甘寿堂 海老太郎(寿都観光案内)

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