これは、2014年の旅行記です。
国際線
今回の国際線は、2度目の利用のアエロフロートで成田発、シェレメーチェヴォ(モスクワ)で乗り継ぎ。
まあまあリーズナブルな料金で、乗り継ぎの利便も比較的良いので、前年から使っているんだけど、今回思わぬトラブルに見舞われて。。。
それはあとあと述べるとして、2014年8月2日、中継地モスクワへのフライトはSU263(12:00成田国際空港発、同日17:10モスクワ着)。
無事モスクワ到着。ただ、モスクワ到着直前は雷雲の近くを飛んで稲光が見えるし、前年のときもそうだったけど、なんか機体がブルブル揺れてちょっと怖かった。着陸と同時に拍手が湧き起こりましたよ。
モスクワからエレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港(アテネ)へのフライトはSU2112(19:30モスクワ発、22:05アテネ着)。
ほぼ定刻通り。
大きな遅延もなく、無事アテネに到着。
スーツケースをピックアップして到着ロビーに出たら、23時を随分過ぎてました。
まずは、当面必要になりそうな額を両替しておきましょう。ということで、空港では24時間両替所が空いてるし、銀行ATMも使えます。
自分は、海外ATM利用可能な銀行のキャッシュカードを持参することにしてるので、ATMで出金する。
アテネ市街へは電車も早くて便利なんだけど、エアポートバスが手軽。到着ロビーから外へ出てすぐ右に乗り場があります。
エアポートバスは「X95」ですぐわかります。乗り場の近くにチケット売り場があるので「トゥ シンタグマ」と言えばわかります。
何と言っても、宿泊のホテルのすぐそばで停まるのが便利。1時間弱でシンタグマ広場に到着だ。
宿泊は、近年ずっとお世話になっているアマリアホテル。
チープな旅を標榜するならもっと安いところもあるんだろうし、豪華に行くなら他の選択肢もありだけど、身の丈にあったちょうど良いホテルじゃないかと思ってる。
必要十分な快適ホテルだと思う。
アテネの朝。
8時過ぎに朝食。ダイニングはガラガラでしたね。みんな早いのかそれとも遅いのか。
ゆっくりしてから10時過ぎ行動開始。アマリアホテル(map①)出発
定例のパルテノン神殿へ
まずはパルテノン神殿へと、我々の定例のお参りに出かけることにした。
今回は、アクロポリスを北側から回り込んで登って行くことにする。
The Paul & Alexandra Canellopoulos Museumという小さな博物館(②)があって、そのちょうど向かい側の入り口から初めて入ってみる。
アクロポリスの丘に向かって右方向に登って行くと、神殿への入り口ゲートがある。
前の年来た時は自動改札になっていたのに、再びモギリがチケットをちぎる方式に戻っている。
周辺の遺跡等の共通チケットで12€。
アクロポリスの丘の上へは「アテナ・ニケ神殿」(③)をくぐって上がって行く。
今まで以上に大賑わいな気がする。
人をかき分けながらも、ビューポイント(⑤)からアテネの町並みを眺めることは外せない。
今年のアクロポリスからの眺めとパルテノン神殿の勇姿を目に焼き付けて、一旦ホテルに戻ることにする。
午後はスーニオン岬へ
午後からは、これまた我々の定番の巡礼地、スーニオン岬に行くことにしていたので、あらためてバス停を確認。
バス停は、我々のホテルのちょうど裏通りにあって、ちょっと見は気づきにくい地味なバス停である。(①)
バス停は「ΣΤΑΣΗ」=「STOP」。「ΠΡΟΣ ΣΟΥΝΙΟ」は「TO SOUNIO」、すなわちスーニオン行きの意味である。
始発は、地下鉄の何駅か先にターミナルがあるが、このバス停からで十分座れるはず。
だいたい30分ごとに来るはずだ。
一旦ホテルで休憩してから再出発。
13:20ころから待ち始めて13:47に来る。
スーニオン岬
スーニオン岬までのバスは内陸周りと海岸周りがあるが、眺めの良さから言っても海岸周りがおすすめだろう。
そもそも、乗車したバス停からのバスは海岸周りのみではある。
15:30すぎスーニオン岬到着。(②)
ポセイドン神殿入場観光。(③)
2時間かけて来て観光30分であるがその美しさには我々にとっては来る甲斐がある。
16:30に来たバスで帰ろうと運転手にシンタグマへ行きますかと妻が覚えたてのギリシャ語で聞いたところ、「20分後に…」みたいなことをいわれ次のに乗ることに。
その場にいた親切なおじさんがどこにいくんだ、シンタグマにいくならいまので良かったのだと教えてくれたが、運転手は内陸周りで時間がかるから次のバスの方が早いよというような意味のことを言ったのではないかと解釈し、まあしかたないので次のを待つことに。
カフェに戻りフラペのスケトを注文し待つ。フラペのスケトとは、ギリシャ風アイスコーヒー「フラペ」のブラック「スケト」の意味である。
レジの横にWifiパスワードが貼ってあったので試してみるとちゃんとつながるのでスニオンへのバスについて調べてみると、やはり内陸周りは時間がかかるよう。
スーニオンからアテネへ
先ほどの親切なおじさんがバスが来たことを教えてくれたので乗車。
バスに乗ってしまうと。先ほどのカフェにのWifiはさすがに電波が届かないが、バスのフロントガラスの日除けにFreeWifiとの表示があるのでこれも試してみるとあっさり接続。
続けて検索してみると、内陸周りは3時間近くかかるとのこと。歩き方には海岸周りの方が時間がかかるかのような情報があるがガセネタとのことだ。
そういえば前回来た時に帰りにえらく時間がかかったことを思い出したが妻に確認すると内陸回りではなかったけれどその時はひどく渋滞だったのだったとのこと。
また、内陸周りのバスの方が車体が古い感じ。海岸周りの方が新しい。
17時出発。シンタグマ広場の1つ前の国立庭園前で下車18:50ころ。
夕食
いったんホテルに戻ろうかとも思ったが、いちど戻ると復活できそうにないのでどこかで腹ごしらえして帰ることに。実際、今日はホテルの朝食を食べただけでそのあと食べてないのだ。
昨日は一日中機内でほとんど運動せず食べてばかりであったのでその分を消費できたか。
シンタグマ広場からミトロポレオス通りをまっすぐ進む。昨年試して好評の「ジジカス・カイ・メルミガス」は日曜休業のはずが今日は営業している。が今日は素通り。
前から歩き方に載っているしネットでも大方好評のミトロポレオス大聖堂すぐ横の「mono」に入ってみる。
現代風にアレンジしたギリシャ料理で評判の店らしい。
ここ数年気がつくのは、多くの飲食店で、飲料水が無料でサービスされるところが増えたことだ。
「水がタダなのは日本だけ」というのが常識となっているが、ここギリシャではそうでもなくなってきている。
くわえて、おしぼりを出す店も見かけるようになった。
ただし、次の写真に写っているのはこの店でオーダーした有料のミネラル・ウォーター。
注文はゲミスタ(スタッフド・トマト)と、サガナキ(ギリシャ・チーズ料理)。メニューとしてはオーソドックスなメニューだが現代風にアレンジされている。
期待したがアレンジしすぎかな。
ゲミスタは水っぽい感じだし、サガナキはホイップしたチーズソースがおしゃれだがギリシャ料理の良さが活かされていない。
値段も現代風。
プラカを通り抜けてホテルへむかう。
夏季は休業のはずのタベルナ・ダミゴス(いつか来たいと思っている店)が開いていて次は来ることにする。
ペリプテロでビール買いホテルへ。
こうして1年ぶりのアテネとスーニオンを満喫した1日を終えた。
翌日の記録に続きます。↓
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アテネからヒオス島へ【2014ギリシャの旅】
2014年8月4日月曜日
今日は、アテネからヒオス島への移動日。
週明け月曜日なので朝一番でいつもお世話になっている旅行会社マリソルにメール。
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