【アークスグループ】2020年RARAカードの使い方最新版

 

（※ この記事は「【アークスグループ】もっとも還元率が高くなるRARAカードの使い方」のタイトルで2019年3月20日に公開した記事に加筆修正したものです）

 

アークスグループは北海道・北東北に店舗を展開するスーパーマーケットチェーン。

ポイントが貯まるアークスグループ統一のポイントカードがRARAカードで、下記の各店舗で扱っています。

 

 

上記のアークスグループの各店舗以外の、ポイント提携加盟店でもポイントが貯まります。

 

アークスグループのポイントの還元率はいったいどれくらいのものなのか、確認してみるとともに、ほかの支払い手段も含めて、最もお得な支払い方法について徹底検証します。

 

 

RARAポイント

 

RARAカードで貯まるポイントがRARA（ララ）ポイント。

 

ポイント単価

 

ポイントの使いみちを確認してポイント単価を割り出します。

ポイントの使いみちは、ズバリ一択、お買い物ギフト券に交換です。

アークスグループ各店の店頭備え付けの端末「RARAステーション」で500ポイントごとに500円のギフト券と交換することができます。

したがって単純明快。

 

 

 

 

RARAカード

 

ポイントカードは「RARAカード」という名称です。５種類のカードから選ぶことができます。

どのカードでも入会金が100円（税込）共通して必要です。

 

 

アークスグループ各店で利用する場合、どのカードも、他のクレジットカードや電子マネー等との併用はできません。

RARAポイントがつくのは、現金での支払いか、それぞれのカードに付帯している支払いの機能で支払ったときだけ（もちろん現金カードは現金だけ）。

 

どのカードでも共通のポイントとして、毎回の会計ごとに「お買い物ポイント」、１ヶ月の利用額に応じて「ボーナスポイント」が貯まります。

 

アークスグループ指定各店以外のポイント提携加盟店で提示してポイントを貯めることもできます。

 

RARAカード（現金カード）以外では、共通のポイントに加えて、それぞれのルールでさらにRARAポイントが貯まります。

詳しくは、このあと見ていきます。

 

 

共通のポイント付与

 

５種類あるRARAカードですが、どのカードでも共通のポイントとして、毎回の会計ごとに「お買い物ポイント」、１ヶ月の利用額に応じて「ボーナスポイント」が貯まります。

 

 

詳しく確認して見ましょう。

 

お買い物ポイント

 

お買い物ポイントは、アークスグループ指定各店で、会計ごとに付与されるポイントです。

 

 

2019年10月の消費税増税以前は、税込324円ごとに１ポイントだったのですが、増税後は税率10%と軽減税率8%の２本立てになったために、税抜き表示に改めたようです。

還元率を算出してみます。

税率10%と8%の２本立てなので、少々面倒なのですが、それぞれの還元率を計算してみます。仮に会計の全てがどちらかの税率だったとして考えます。

また、一部ポイント対象外の商品もあるのですが、ここでは会計の全てがポイントの対象になるものとして考えることにします。

 

 

ただし、端数は切り捨てられてしまいますから取りこぼされる分を考慮に入れると実際の還元率はもっと低くなる場合があるでしょう。

税抜300円未満は０ですが、それは考えないことにしても...

たとえば、税抜600円は２ポイントですが、税抜599円では１ポイントで、このとき一番還元率が低くなります。

 

 

ここまで下がるのは少額のときですが、1,000円以上の買い物の場合なら、税抜1,199円のとき一番還元率が低くなって税率10%,8%ともに還元率は0.23％です。

 

 

ということで、いちおう1,000円以上の会計ということにすれば、基本の還元率は...

 

 

 

ボーナスポイント

 

１ヶ月間のアークスグループ指定各店での利用額に応じて付与されるポイントです。（ポイント提携加盟店での利用は加算されません。）

こちらは税込の金額で算出します。

 

 

アークスグループでどれだけ買い物をするかで、ずいぶん変わってきそうですが、いちおう還元率を計算してみます。

 

 

我が家の場合、日々の買い物に利用するのは他のスーパーで、アークスは、週末に平均して3,000円買い物するくらいなので、2万円にも届きません。(>_<)

レシートの下の方に、ボーナスポイントがもらえるかどうか記載されてますよ。

 

 

アークスをよく利用する人は、月にどれくらいになるか計算して見て、このボーナスポイントの分も還元されることを頭に入れておくと良いでしょう。

 

 

ポイント提携加盟店での利用

 

アークスグループ指定各店以外の提携加盟店でも RARAポイントを貯めることができます。

加盟店はこちらのリンクから→「アークスRARAカード ポイント提携加盟店一覧」

付与されるポイントは、それぞれの加盟店で様々です。なかには、アークスグループ指定各店よりも率のいいポイントもあるので、近くに利用できる店舗がないかどうか、一度確認してみることをお勧めします。

私のよく利用するのはENEOSのガソリンスタンドですね。通常220円で1ポイントですが、週末は２倍・３倍に。かつ、Tポイントも二重どりできますよ。

 

 

 

カードごとに異なるポイント

 

５種類あるRARAカードそれぞれでポイントのつき方が違います。

RARAカード（現金カード）では共通のポイントの「お買い物ポイント」と「ボーナスポイント」だけ、その他のRARAカードはどうなっているのか確認していきます。

 

RARAプリカ（プリペイドカード）

 

 

アークスグループ指定各店でのみ支払いに利用可能なプリペイドカードが付帯しているカードです。

チャージは1,000円単位、１回のチャージ上限額は49,000円。残高上限は50,000円となっています。

 

チャージポイント

 

 

チャージ単位は1,000円なのに、ポイント付与は300円ごとという、中途半端なことになっています。

細かいですが、1,000円ずつ３回チャージするより、いっぺんに3,000円チャージする方が１ポイントお得なので、チャージするときは3,000円単位ということにしておきます。

 

 

 

RARAクレジット（ハウスクレジットカード）

 

 

一般にハウスクレジットカードというと、発行元の企業の系列店舗でだけ利用できるクレジットカードのことなのですが、このRARAクレジットは、これ単体でクレジットカードなのではありません。

 

このカードの他にニッセンレンエスコートのクレジットカードが必要で、ニッセンレンエスコートのカードと紐づける手続きをすることで、このRARAカードがアークスグループ指定各店でのみ利用可能なクレジットカードとして使えるようになります。

 

 

もちろんニッセンレンエスコートのカードの方は、通常のクレジットカードとして利用可能です。

ただし、ニッセンレンエスコートのカードの方をアークスグループ指定各店で支払いに使うとRARAポイントはつかないので注意しましょう。

 

 

ニッセンレンエスコート以外にも、提携する日専連（日専連旭川、日専連ジェミス、日専連ニックコーポレーション、日専連パシフィック、日専連釧路）のクレジットカードも紐付け可能なのですが、クレジット利用で貯まるRARAポイントがニッセンレンエスコートの半分なので、特別な理由がなければニッセンレンエスコートを新規で申し込みましょう。

もちろん既にニッセンレンエスコートのカードを所有しているなら、それを紐づける手続きをするだけです。

年会費無料。

 

クレジットポイント

 

RARAクレジットをアークスグループ指定各店でクレジット利用で支払うと、ニッセンレンエスコートの方のポイントではなく、直にRARAポイントに加算されます。

 

 

100円未満は切り捨てですが、１ヶ月の利用額合計に対してですから、気にしなくて良いでしょう。

 

 

 

 

RARA JCBカード（クレジットカード）

 

 

RARA JCBカードは、JCBのクレジットが付帯したカードです。電子マネーQUICPayの利用も可能。

もちろんアークスグループ指定各店以外でもクレジットカード・電子マネーQUICPayとして利用可能です。

→アークスRARA JCBカードについて

年会費無料。

 

 

クレジットポイント

 

RARA JCBカードは、クレジット払い、QUICPay払い共に、どこで支払っても同じようにクレジットポイントとしてRARAポイントが貯まります。

 

 

300円未満は切り捨てですが、１ヶ月の利用合計に対してなので、考えないことにします。

 

 

 

 

RARAカードPLUS+（クレジットカード）

 

 

RARAカードPLUS＋は、北海道銀行の系列会社「道銀カード株式会社」の発行するクレジットカード「道銀カード」が付帯したカードです。

電子マネーiDの利用も可能です。もちろんアークスグループ指定各店以外でもクレジットカード・電子マネーiDとして利用可能です。

→ アークスRARAカードPLUS＋

 

年会費初年度無料。次年度以降1,350円（年間5万円以上利用で無料）。

 

クレジットポイント

 

RARAカードPLUS＋は、クレジットでもiDでもクレジットポイントとしてRARAポイントが貯まりますが、アークスグループ指定各店で利用したときと、それ以外で利用したときとで付与されるポイント数が異なります。

 

アークスグループでのクレジットポイント

 

 

アークスグループ以外でのクレジットポイント

 

 

 

 

還元率を比較

 

それでは、アークスグループ指定各店で貯まるRARAポイントについて改めて整理して比較してみましょう。

 

そのまえに、ポイントサービスデーを確認しておきます。

アークスグループでは、通常のポイント付与ルールとは別にポイントサービスデーがあって、だいたい毎週末、平日でも月に何日か、税込2,500円以上のお買い物でお買い物ポイントが10倍になります。

（アークスグループのうち、道央エリアのラルズ のカレンダーはこちらのページに掲載していますので参考にどうぞ。→アークスグループ｜セイさんの自炊自賛）

 

この10倍のポイントも合わせて整理していきます。

 

なお、ボーナスポイントについては含めていません。

 

通常のお買い物でのポイント還元率

 

まずは、通常のポイント付与ルールで、それぞれのカードを使った場合の、ポイントの合計から還元率の概算を表にまとめます。

 

 

ポイント10倍のお買い物でのポイント還元率

 

スーパーアークスの場合、ポイントが10倍になるのは税抜2,500円以上の支払いの場合なので、「お買い物ポイント」は、2,500円以上の支払いの場合で算出しています。

たとえば2,592円は80ポイントで、2,591円は70ポイント。この2,591円のときに一番還元率が低くて、2.70％になります。

 

 

 

 

まとめ

 

RARAポイントで実際はどれくらい還元されるのか、これでだいたいわかったのではないでしょうか。

 

こうしてみると、ポイント10倍なら、ポイントの貯め甲斐がありそうです。特に、「RARAクレジット」と「RARAカードPLUS＋」の還元率がかなりの高還元になりますね。

 

還元率で少々見劣りしてしまう「RARAプリカ」と「RARA JCBカード」ですが、アークスグループ各店では毎月２回くらい「RARAプリカで5％引き」というイベントが実施されます。

また、チャージでいつもよりお得なポイントプレゼントデーなども実施されています。

「RARA JCBカード」のほうでも、毎月数回「QUICPayの支払いで請求時５％引き」というイベントが実施されています。

そのときにまとめ買いができそうなら大きなメリットと言えそうです。

また、「RARA JCBカード」は年会費無料でETCカードがつけられるそうなので、興味のある方はサービスカウンターで確認してみると良いでしょう。

 

上記でまとめた表の他に前述のボーナスポイントもあります。

我が家のように夫婦２人で週末のみの買い物では、まず期待できませんが、家族が多くて、日々の買い物に利用してるなら、ボーナスポイントも期待できるでしょう。それでも、プラス〜１％くらいでしょうか。

 

通常のポイント１倍の買い物は、正直いってあまり魅力的なポイント還元率とは言えません。

RARAポイントは二重取りができませんから、他に還元率の高いクレジットカードなどの支払い手段を持っているなら、ふだんはRARAポイントは諦めて、他の支払い手段を選択するというのもアリでしょう。

 

ただ、ポイントを貯め始めると、常にある程度貯めていかないと、利用可能なポイント数になる前に失効してしうまうという恐れがありますが、RARAポイントの有効期限は２年間で長めなのでポイントを失効してしまうリスクは小さいです。

 

出典：アークスRARAカードについて

 

月に１、２回くらいポイント10倍でまとめ買いをするような使い方ができれば、十分利用可能なポイントが貯まると思います。

 

 

以上、どなたかのお役に立てば。