注意
この記事は、2018年9月時点の情報を元にしています。
現在の状況とは異なる部分があります。お含みおきの上よろしければお読みください。
「ビックカメラSuicaカード」は、SuicaおよびApple Payを利用しているひとなら持っている率の高いカードなんじゃないでしょうか。
特に、ビックカメラ(およびコジマ・ソフマップ)を利用することがある人なら、持っていて絶対に損のないカードです。
でも、その「ビックカメラSuicaカード」でApple Watch(およびiPhone)のSuicaへチャージするときに、チャージの仕方によってポイントのつき方に差があることは意外と知られていないと思います。
そのことについては既に以前の投稿で述べました。
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Apple WatchのSuicaにチャージするときにハマりやすい落とし穴とは
Apple WatchやiPhoneをお使いの方の多くは、Apple WatchやiPhoneのWalletにSuicaを追加して利用されているんじゃないかと思う。 そしてそのSuicaにチャージする ...
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その後、今年(2018年)6月にビューサンクスポイントがJR東日本グループのJREポイントと共通化されることになり、ビューサンクスポイントからJREポイントに変わったことによってポイントのつき方に変更があるかもしれないと心配していましたが、今回、基本的に以前と変わらないことが確認できました。
追記:その後、再度確認したところ、2018年9月利用分以降、JR東日本のサービス・商品の購入では、Apple Payを利用してもビックポイントの0.5%は付かなくなりました。JRE POINTはこれまでどおりの1.5%です。
改めてそのポイントのつき方について整理するとともに、「ビックカメラSuicaカード」はApple PayのSuicaとの組み合わせが最強であることを確認しようと思います。
ビックカメラビックカメラSuicaカードとは
既にご存知の方はここは飛ばして次へ進んでください。→「使い方で変わるポイントのつき方」
「ビックカメラSuicaカード」はJR東日本グループのクレジットカードであるビューカードとSuica、さらにビックカメラのビックポイントカードが一枚になったものです。
ビックカメラSuicaカードのポイント
ポイントはビューカードのポイントであるJREポイントと、ビックカメラのポイントであるビックポイントが両方貯まるようになっています。
通常の買い物ではJREポイントが利用額の1,000円ごとに5ポイント(0.5%)と、ビックポイントが200円ごとに1ポイント(0.5%)の、合計で1%ポイント還元が基本になっています。いずれも1ポイント1円相当です。
ただしSuicaへのチャージをはじめとしたJR東日本のサービスへの支払いではではJREポイントが1,000円につき15ポイント(1.5%)の高還元率というのが特徴。
また、ビックカメラでの支払いでは他のクレジットカードなら8%のポイント還元なのが、現金払い同様の10%というのも、もう一つの特徴でしょう。
ポイントのつかいみち
貯まったポイントはどう使えるか。
JREポイントは等価でSuicaにチャージできる。
ビックポイントはビックカメラの実店舗かネットストアまたはコジマ・ソフマップで使いましょう。ビックポイントもSuicaチャージに使えますが等価ではないのでもったいないです。その他の交換先はこちら→「ビックポイント ⇒ 提携先ポイント等への交換」
どちらのポイントも1ポイント1円から利用できるというのも大きなメリットじゃないでしょうか。
年会費
年会費は477円(税抜)ですが初年度無料。2年目以降も、前年1年間でのクレジット利用が(ビューカードにて)確認できた場合は無料なので実質無料です。
使い方で変わるポイントのつき方
さて、上記を踏まえて、支払いの仕方によってポイントのつき方がどう変わってくるのかを以下に整理してみました。
クレジットカード払い
JR東日本やビックカメラ以外の一般の店舗等でのクレジット払いでは、ビックポイント0.5%とJREポイント0.5%の計1%の還元率になります。
未だ基本還元率が0.5%というクレジットカードも多いので、そこそこの還元率ということができます。
でも、これで満足してはいけません。それから、JREポイントでは1,000円未満、ビックポイントでは100円未満が切り捨てであることも覚えておいてください。
Apple Payを経由してSuicaにチャージする
iPhoneの(あるいはさらにApple Watchに追加した)Apple PayのビックカメラSuicaカードでSuicaにチャージする場合です。
国際ブランドはJCBで
ちなみに、ビックカメラSuicaカードの国際ブランドはVISAとJCBから選べますが、VISAはApple Payで使用することができません(2018/9/27現在→「ビューカードでApple Payを利用する方法を教えてください」)。これから入会するならJCBブランドを選びましょう。
Apple Payを利用するということはiPhoneあるいはApple WatchのSuicaにチャージするということです。ビックカメラSuicaカードに付帯しているSuicaは使いません。というか、Apple Payを使うなら実はこのカードについてるSuicaはもはや使うメリットがない(バッテリー切れがないというメリットはあるけど)ので使ってるなら残高を使い切ってしまったほうがいいでしょう。
Suicaへのチャージは1.5%のJREポイント。これがこのカードの一つのウリなわけです。実はApple Payでチャージすればさらにビックポイントも通常の0.5%つくんです。合計すると何%になるかはお分かりですね!2%!高還元率です。これ、ネットの情報でもあまり見かけない数字なので大きな声で言わないほうがいいのかもしれないですが事実です。(追記:2018年9月利用分以降、Apple Payを経由した場合にJR東日本のサービス・商品の購入で2%を実現する+0.5%のビックポイントは付与されなくなりました。)
本当か?とお疑いになる読者のために証拠のスクリーンショットを掲載しておきます。
一つ目の画像はビューカードの会員ページで見ることのできる獲得ポイントの内訳。
二つ目の画像がビックポイントの獲得履歴です。ちゃんとSuicaチャージ分も加算されてますよね。
2%!この還元率は他にはなかなかないんじゃないでしょうか。(追記:2018年9月利用分以降、JR東日本のサービス・商品の購入では、Apple Payを利用してもビックポイントの0.5%は付かなくなりました。)
最近はSuicaで支払えるところが格段に増えました。よくよく確認してみたら、普段買い物しているお店ではほとんど利用可能じゃないですか。
近所のスーパーやコンビニ、キヨスク、薬局に飲食店、等々。ネットショッピングもできるんですね。→ネットショッピングができるお店
使わない手はありません。
また、1,000円単位でチャージすれば半端な額が切り捨てられることがなくポイント還元されます。上で述べましたがJREポイントでは1,000円未満、ビックポイントでは100円未満が切り捨てられてしまいますが、1,000円単位でチャージしてしまえば1円も無駄にならないわけです。
細かいことですが、積み重なれば大きな差になるんじゃないでしょうか?
そしてビックカメラでの利用では10%のビックポイントがさらにつくんです。(ポイントカードとしてビックカメラSuicaカードを提示してください)
ただし、Suicaは20,000円までしかチャージすることができません。一度に20,000円を超えるときは、不足分を何の手段で支払うかは場合によって違ってくると思います。あとで述べますが、ビックカメラでの買い物の場合には「ビックカメラSuicaカード」のクレジット払いにしておくのが無難かと。
一度に20,000円を超えないのであれば、残高が減ってきたらその都度Apple PayでチャージすればOK。20,000円を超えなければ何度でもチャージすることができます。(→Suica利用方法-JR東日本)
くれぐれもオートチャージは使っちゃいけません。オートチャージはApple Payではなくて、次に述べる決済方法と同じになります。(追記:Apple Payでポイント倍増というキャンペーンがあるかもしれないのでやっぱり、できればオートチャージにしない方がいいです)
Suicaアプリに登録してSuicaにチャージする
どういうことかというと、Suicaにチャージする方法には2つあって、Apple Payともう一つSuicaアプリに登録したクレジットカードでチャージするという方法があるのです。iPhoneのSuicaアプリでチャージする場合にこの支払い方法が選択できます。「Pay」のボタンではなくクレジットカードのボタンのほうです。
こちらの方法だと、Apple Payでは利用できないVISAブランドのクレジットカードを利用できるなどの利点があります。こちらで「ビックカメラSuicaカード」を利用するメリットはありません。
なぜかというと、Suicaチャージの際のビックポイントがつかないからです。Suicaチャージでポイントが加算されるのはJREポイントの1.5%のみです。JR東日本の商品・サービスの購入にはビックポイントはつかないといういことなのです(いったんApple Payを経由する場合はこの限りではないのです)(追記:2018年9月利用分以降Apple Payを経由してもビックポイントはつきません)。
チャージしたSuicaをビックカメラで利用する時にはもちろん、さらにビックポイント10%がつきます。
「ビックカメラSuicaカード」のWebサイトで、「ビックカメラでのお買い物はチャージしたSuicaでお支払いがおトク!合わせて11.5%ポイントサービス!!」といっているのは、この支払い方のことを指しているのですね。(JREポイント1.5%+ビックポイント10%=11.5%)
実は、この方法よりも、上で述べたApple Payでチャージする方法を用いるほうがさらにおトクなのにね。
クレジットカード払いでビックカメラで買い物をする
ビックカメラで買い物するときは、「ビックカメラSuicaカード」なのだから、普通にこのクレジットカード払いで良い気がしますが、それだとビックポイントの10%とJREポイントの0.5%になります。
つまり、ビックカメラ(店舗の)でSuicaが使えるなら「ビックカメラSuicaカード」のクレジット払いをしてはいけません(なんか矛盾してる気がするけど)。Suicaで支払って、ビックカメラSuicaカードはポイントカードとして提示する。
ただ、上述の通り、Suicaには20,000円までしかチャージできません。なので20,000円を超える買い物の場合には、とりあえず、不足分は「ビックカメラSuicaカード」のクレジット払いにしておけば良いでしょう。(→「お買上げ金額が電子マネー1枚のチャージ額を超える場合、電子マネー以外の方法で差額をお支払いいただきます。」-ビックカメラ-選べるお支払い方法-電子マネー決済)
他のクレジット払いだとビックポイントのポイント還元が8%になってしまいます(→ビックカメラ-選べるお支払い方法-各種クレジットカード)。合計して「ビックカメラSuicaカード」のクレジット払い(ビックポイントの10%とJREポイントの0.5%)よりも高い還元率になる支払い方法があるのならそちらを選んでください。
ビックカメラSuicaカードとApple PayのSuica の使い方
さて、どう使うのが最強かまとめます。
最強の使い方
- ビックカメラSuicaカードでSuicaにチャージする
ときはApple Payでチャージする - ビックカメラではビックカメラSuicaカードのクレジットではなくSuicaで払う
オートチャージは使わない
ふだん買い物するお店でこの高還元率は、なかなかないんじゃないでしょうか。高還元率のカードをランキングするサイトでも最大1.5%ですから。
こういった高還元率の仕組みは、廃止されてしまうということがよくあります。あまり広く知らしめないほうが良いのかも。(追記:その通り改変されてしましました。それでも1.5%は高還元率)
ビックカメラSuicaカードを持っていても、今までこの使い方をしていなかった方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?(わたしも以前はそうでした(>_<))今すぐこの方法に切り替えましょう。
↑今から入会する方、VISAブランドはApple Payが使えませんからJCBを選びましょう。
セルフバックを経由して申し込もう!
さて、ここであわてて申し込んじゃダメですよ。
ASPのセルフバックを経由して申し込みましょう。
ASPは「アフィリエイトサービスプロバイダー」のASP。
サイトに貼る広告の広告主とサイトオーナーの仲介をしてくれるサービスですね。
ふつうブログなりサイトに広告のリンクを貼っておいて、そこから誰かが商品を買ったりサービスを申し込んだりしてくれたら、報酬が得られるという仕組みで、多くの場合サイトオーナー自身が購入したり申し込んだりしちゃダメというのが多いんですが、自分で申し込んでもOKというのもあって、それを「セルフバック」と呼ぶことがあるんですね。
ポイントサイトと一緒ですね。
そのセルフバックがあるASPの中でも良い案件が見つかるのが「A8.net」です。
A8.net だと、自分のサイトがなくても登録できます!
もちろん「ビックカメラSuicaカード」もありますよ。
1,500円バックが基本ですが、ときどきキャンペーンで金額が上がったりしています。
期間限定で終了したりしますが、また始まったりするので、とりあえず入会だけしとけば良いと思います。
リスクもコストもありません。運営会社は東証一部上場のファンコミュニケーションズという会社です。大手ASPですから安心して良いと思います。
報酬は1,000円以上から振り込まれます。(初期設定は5,000円ですが変更できます)。
いいなあ、私も入会する前に教えて欲しかった。
以上、どなたかのお役に立てば幸いです。