ヘルスケア

心房細動発症カテーテルアブレーション体験記(3)

投稿日:2018年7月26日 更新日:

www.irasutoya.com

私:当ブログ運営者が、発作性心房細動を発症し、カテーテルアブレーション手術を受け、その後半年までの経過を公開。

入院・手術日の確定

インフォームド・コンセント

循環器内科のH先生の初診から1週間後の12月11日、妻を伴い病院へ。

妻はフルタイムの仕事をしているがこの日に合わせて休みをとってもらった。

妻も含めて再度H先生から心房細動の原理の説明、投薬治療とカテーテル手術のそれぞれのメリットデメリット、合併症の危険についても詳しく説明していただいた上でカテーテル手術を受けることにした。

書類「説明と同意書」にサイン。インフォームド・コンセントというやつだ。

日程は自分としてはすぐにでも入院で構わなかったのだが、予約が埋まっていたため、約1カ月後の1月16日入院、17日手術、順調にいって19日退院という3泊4日の日程で決まった。

初めての心臓CT検査

その後この日は、心臓のCT検査をしていくこととなった。手術に備えて心臓内の形状を調べておくということだ。

心臓のCTは初めての体験。心臓のCT検査では造影剤を静脈に注射する。「体が熱くなってきます」というのでどんなものかと思っていたら、確かに熱い。暑いのではなくて熱いのだ。自分が使い捨てカイロになった気分。

検査自体はじっとしている間に終了。入院についての説明を受けてこの日は全て終了。

診療支払い:8,580円。

 

入院までの1ヶ月

入院までの1ヶ月は、処方されている血栓を抑える薬(リクシアナ60mg)を毎朝服用する(ほか以前から血圧と鼻炎の治療にアムロジピン錠トフィソパム錠エバスチン錠も服用)が基本的には普段通りでよいということだ。

クリスマスの日。この日くらいはとランチに鶴雅ビュッフェダイニング札幌に出かけた。

ランチだと、飲放題の12種類飲み比べワインビュッフェがたったの600円!だという。しばらくアルコールはひかえていたのだが、この誘惑には抗えずオーダー。

さすがに12種類全部は試せなかったが、6種類ほど試す。医者からは、ほどほどならと特に飲酒は止められてはいない。

食後、心拍数が多い状態が続いて、以前とは違って治るまで時間がかかる気がした。ちょっと調子に乗りすぎたか。Apple Watchによる心拍数の記録をiPhoneで見ると、「高心拍数の通知」で確認できる。

ワインビュッフェ後の心拍数をiPhoneのヘルスケアで見た。

ワインビュッフェ後の心拍数をiPhoneのヘルスケアで見た。

 

なんでもないときは、以前と変わりなく特に自覚症状もないのだが、心臓の状態がやはり以前と違うようだ。

その後、2日連続して胸の痛みに襲われた。狭心症の症状だ。

狭心症の症状は、普通の活動中に前触れもなく訪れる。一度めは車中、二度めは買い物中。二度めは買い物を中断し、近くにあったベンチで休憩。

念のため持ち歩いていた処方されたミオコールスプレーを舌下に噴霧し様子をみたらしばらくして治った。

年末年始ということで、飲む機会が多い季節だが、正月の自宅での他は不参加で失礼させていただいた。

その後入院までは特に症状を感じることもなく。

 

1月16日(火)入院初日

午前中に入院

入院初日(年齢54歳)。

仕事は前日から1週間休みを取った。

妻はこの日は普通に出勤。

9時半過ぎ、一人病院に向かう。途中iPhoneでネットニュースを見ていたらまさにApple watchの医療分野へのシフトのニュースが出ていた。まさに自分がその事例じゃないかとブログへの入力を開始する(それが実はこのブログの初投稿となりました)。

入院の手続きを済ませ病室へ。

病室は4人部屋だが、個々のスペースが広めでカーテンでしっかり仕切られている。ベッド脇のキャビネットには上段にオープンな棚と扉付き棚、脇に上着がかけられるロッカー状収納、下段には鍵がかけられる引き出しと冷蔵庫、可動アーム式のテレビも完備。さすがにUSB充電ソケットはないが電源も十分な口数。タブレットやノートPCの利用も周りに配慮する限り特に利用に制限はない。携帯電話の通話については病室では禁じられているが、デイルームでの使用は可能だ。12月に入院を決めたときに、アップグレードオプションで個室を選ぶこともできるという説明を受けたがアップグレードしないで正解だった。十分な快適さである。

担当の看護師は男性でYさん。

フロアを案内しがてら身長と体重を測定。部屋に戻りこれからの検査等の説明を受ける。

病室で採血と心電図の装置の取り付け、心電図の装置は、ナースセンターとネットワークされ常時心電図をモニターしている。

点滴の針を装着。点滴がすぐに取り付けられるように、針の部分のみ、2箇所装着する。

検査が2時からの予定ということでブログの入力を続ける。

午後の検査のため昼食は抜き。

入院初日、午後は検査

早めに検査が始まった。胸部レントゲン、場所を移動して心電図、そして経食道心エコー。

経食道心エコーというのは胃などの内視鏡検査のように口から食道へと管を飲み込んで食道から心臓を観察するという検査。

喉にスプレーで麻酔をする。左下横向きで寝かされて点滴で麻酔が注入されているらしくいつにまにか意識を失い気づくと終わっていた。

以前、胃の内視鏡検査を経験していてそのときはものすごく辛かったのでそれをふまえると少々不安であったが、この検査はあっという間に終わって楽々であった。

検査後、車椅子で病室へ戻る。

その後ベッドの上でいつのまにか眠っていた。

夕刻。翌日の手術に備え、足の付け根(カテーテルを挿入する部分)の毛剃り。

夕食。

最初の病院食。病院食は美味しくないものと思われているが、なかなか美味しかった。確かに、普通の外食と比べるとかなり薄味であるが、普段の家の味付けが薄めなので、それほど違和感は感じなかった。

持ち込んだiPadでアマゾンプライムビデオを楽しんで就寝。

 

1月17日(水)入院2日目:手術日

何より辛かっとこと

朝食は抜き。

手術は9時からの予定。

ブログの執筆などしてるうちに、検査時間が近づく。

点滴を開始、その後、尿道にチューブの挿入。

なによりも、これが一番辛かった。

あそこからチューブが出ていて繋がれているのである。点滴2本と合わせて3本のチューブで繋がれたまま動かされる。姿勢によってはあらぬ方向に引っ張られるのである。

点滴の針ならまだ我慢できるが、あそこは辛い…

いよいよ手術

車椅子に乗せられて手術室へ向かう。

テレビのドラマでしか見たことがないような大きなオペルームで、ちょっと感動。スタッフは10人くらいいただろうか。改めて結構大掛かりな手術なのだなと思う。

手術台に乗せられ、背中になにかペタペタ貼られた後、寝かされて、そのあとは点滴から麻酔が入ったらしく意識を失う。

手術は3時間ほどかかる予定。

無事終了

終わってストレッチャーに乗せられて部屋に戻りベッドに乗せられた時点で意識が戻った。

あっけないほど、気がついたら終わっていたという感じだ。

術後6時間はカテーテルがはいっていた部分を曲げてはいけないということで固定型で固定されていてじっとして過ごす。

人によってはこの身動きできない状態がいちばん辛いという情報を得ていた。特に腰痛持ちの人は要注意とのこと。自分も腰には不安がある方なのだが意外となんでもなかった。iPadでビデオを見たり、テレビを見たりして気を紛らわせて過ごせたのがよかったのかもしれない。

16時過ぎ、ようやく固定型から解放され尿道のチューブも外される。

夕刻、妻が見舞いに来て、一緒に執刀のO先生から説明を受ける。

手術は成功、退院後も概ね普段通りの生活ができるだろうということだった。

夕食、相変わらずなかなかいけた。

夕食後、妻帰宅。

夜の検温。少し熱が上がっているようだ。37度8分ほど。確かに少々しんどい。22時過ぎ就寝。

1月18日(木)入院3日目

休養日

朝、看護師さん来て検温、血圧測定、採血。

体温は37度ほどになっていた。

朝食。

9時頃、心電図とエックス線撮影。

この後はこの日は検査などは特にない。病室やデイルームへ移動してiPadでブログ用の原稿を入力したりネットのニュースを見たり、ビデオを見たりして過ごす。

職場の同僚から仕事上の相談のメールが来ていて返信、関連して業者への依頼のメール等済ます。モバイルワーカーじゃんと、ちょっと感動。

昼食

15時、時間を予約していたシャワーを利用。心電図の装置を一時外し、手術の傷口の絆創膏も外して洗って良いとのこと。

夕方、血圧測定。執筆に熱中しすぎたか珍しく上が高くて150超え。気をつけよう。

妻が見舞いに。夕食

 

1月19日(金)入院4日目:退院日

予定通り退院

検温、平熱に戻った。血圧測定も正常。

今日予定通り退院。

朝食前、執刀のO先生来て今後の治療について。

1ヶ月後くらいの火曜日に次回来院ということで今日退院。

日常生活はいつもどおりでよいことと、激しすぎない運動は必要とのこと。飲酒についても口を濁す感じだったがほどほどなら良いということのようだ。

朝食後、担当の看護師来室。

装着していた心電図の装置を外す。

処方される薬について、胃潰瘍予防の薬(タケキャブ20mg)とリクシアナ錠60mg。

支払いは

医療事務の担当が来室。支払いについて伝えられる。想像以上に高額。

3割負担で¥692,364。

高額医療費制度のことなどネットで調べた。

高額医療費制度とは自己負担限度額を超えた額について後日支給される制度だ。この制度では後日支給されるとはいえ、一旦は支払う必要があるが、あらかじめ「高額療養費限度額適用認定証」の交付を受けておけばこれを提示することで自己負担限度額までの支払いで済ませられるという選択肢もある。

幸い、今回の病院はクレジットカード払い可である。

一旦払って後日返金されるわけだけど、払った時点でポイントがつくのだから、カード利用請求時に口座残高が引き落とし可能であればカードで支払っておいた方がお得だ。

なんとかなりそうなので、カードで支払うことに。

後日(4月になって)勤務先の健康保険から¥659,605支給されたので、差し引き自己負担額は¥32,759であった。

支払いを済ませ退院。

次回は約1ヶ月後2月13日の診察。
処方薬を服用する以外、普段通りでよいそうだ。

心房細動発症カテーテルアブレーション体験記(4)

退院したのは金曜日。土曜日日曜日と2日間の休日はいつも通りにゆっくり過ごす。
翌月曜日から出勤。
普段どおり電車通勤で、勤務先までは駅を降りてから20分ほど歩く。以前と比べて、心拍数は多少上がり気味な気はする。

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